お知らせ
機械科の講習が実施されました。
冬休みを利用して、機械科1年生・2年生を対象に多くの講習が行われました。
【機械科2年生】
12月16日から25日にかけて、「酸素欠乏・硫化水素危険作業特別教育」、「低圧電気取扱い特別教育」、「小型車両系建設機械運転特別教育」の講習が行われました。
「酸素欠乏・硫化水素危険作業特別教育」はトンネル内などの酸素不足になりがちな場所での作業を実施するために必要な資格取得を目指します。現在、知識不足による死亡事故等も起きているため、生徒は真剣な眼差しで講師の先生の話を聞いていました。
「低圧電気取扱い特別教育」はハイブリット車のバッテリーなどを交換する作業に必要な資格が取得可能です。ハイブリッド車が普及している現代において、これからの自動車整備に必要不可欠な資格になります。
「小型車両系建設機械運転特別教育」は機械重量が3トン未満のパワーショベルなどを扱うために必要な資格となります。講習の中で実際に重機を操縦する機会があり、生徒たちは初めて扱う重機に緊張しながらも、懸命に取り組んでいました。
【機械科1年生】
12月24日、25日に「アーク溶接特別教育」、「特定粉じん作業特別教育」が本校にて行われました。
「アーク溶接特別教育」は、電気を用いて貴金属を溶接する資格を取得できます。主に工場や建設現場で作業をする際に必要な資格で、東京スカイツリーの建設現場でも手作業で鉄骨等を溶接するなど、現在多くの現場でこの資格が活かされています。
「特定粉じん作業特別教育」では、貴金属等の粉が多く舞い上がる場所で起こりやすい爆発等の事故を未然に防ぐ方法を学びました。将来このような事故を起こさないように、生徒たちは講師の先生の話に耳を傾けていました。
1年生、2年生ともに卒業はもう少し先になりますが、就職後の自分の姿をイメージし、どのような社会人になりたいかを考えてほしいと思います。そして、その将来像に近づくために生徒それぞれが研鑽していくことを期待します。