お知らせ
福岡PayPayドームで中村治四郎杯10周年記念大会を開催しました。
4月19日(水)、中村治四郎杯10周年記念大会が福岡PayPayドームにて開催されました。
中村治四郎杯は、東区にある九州産業大学付属九州高校の創立50周年記念式典の一環として平成25年から実施されており、同じ付属校である本校と九州高校の親睦を深め、両校の発展を祈念する取り組みでもあります。また、新学期当初より行ってきた集団行動などの集大成として全校生徒の一体感を高め、1年生に全校応援という思い出の1ページを作ってもらいたいといった側面もあります。新型コロナウイルス感染症の影響となり、数年間開催を見送っていたため、久しぶりの開催となりました。
オープニングセレモニーでは3年普通科の吉野紗名さん(春日野中学校出身)が国歌独唱を務め、澄んだ歌声がドーム内に響き渡りました。そして、両校のエール交換から始まった試合は、両校の気持ちがぶつかり合う熱戦となりました。得点しては逆転され、すぐに逆転し返すなど白熱したシーソーゲームの結果は、惜しくも4対3で敗れてしまいました。
しかし、スタンドでは應援団部が迫真の演舞を見せて花を添え、生徒たちも割れんばかりの声援を送り、選手たちの背中を押していました。その熱い声援が逆転を生む一助となったのではないでしょうか。汗を流しながらメガホンを振り、ヒットが出る度に自分が打ったかのように喜ぶ生徒たちの表情はとても眩しく、新しい一面を見せてくれた気がします。
また、女子ソフトボール部がボールガールを務めたり、放送部がアナウンスを行ったりと、野球部以外の多くの部活動生が運営に携わり、学校全体で作り上げた大会であったように思います。
今回を通して同じ付属校である九州高校と互いの健闘を称え、熱いエールを交わしたことやクラスメイトと共に声を合わせ精一杯応援をした経験を忘れることなく、これからの学校生活を過ごしてほしいと思います。